
25年がんばった畳へ…プロからの正直なアドバイス
そろそろ畳が古くなってきたけど、新調までは考えていない」
「できるだけ費用を抑えて畳をきれいにしたい」
そんなときに選ばれる方法のひとつが「畳の裏返し」です。
今回は、長野市のお客様からいただいたご相談をきっかけに、
裏返しの注意点とおすすめの対応方法についてご紹介します。

裏返しってどんな作業?
畳の「裏返し」とは、今使っている畳の表面(畳表)を一度はがして、裏側を表面として使い直す方法です。
畳の表替えや新調に比べると費用が抑えられるため、使い始めて3~5年程度の畳に適したメンテナンス方法です。

↑↑男前表を使い、4年目で裏返しをした畳表です。内側もほぼ新品の状態でした。
25年使った畳の場合はどうなる?
ところが今回のお客様のように、「25年使っている畳を裏返ししたい」というケースでは、いくつか注意が必要です。
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裏面もすでに退色・劣化している可能性が高い
→ 畳表は時間とともに色あせやすく、裏面もきれいな状態ではないことが多くあります。 -
裏返しても見た目の改善がわずか
→ 思ったほどの「きれいになった」という満足感が得られにくいです。 -
すぐにまた日焼けしてしまう
→ 劣化した裏面は紫外線に弱く、短期間で再び変色してしまいます。
以上の事を畳を見ながら説明させていただき今回のお客様は最終的には表替えでのご依頼となりました。

↑↑の写真ではキレイそうに見えますが、実際はかなり退色が進んでいました。
裏返しよりも「表替え」や「新調」をおすすめする理由
長く快適に使いたいというご希望がある場合、裏返しに費用をかけるよりも「表替え」や「新調」の方が、見た目の美しさ・耐久性・満足度の面でおすすめです。
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表替え:畳床はそのままで、畳表と畳縁を新しくする方法
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新調:畳床ごと新しく作り直す方法(劣化が激しい場合におすすめ)
どちらが良いかは、実際に畳を見てからご提案させていただきます。

ご相談はお気軽にどうぞ
畳工房マルヤマでは、実際に畳の状態を確認しながら、お客様にとって一番良い方法を一緒に考えることを大切にしています。
「裏返しができるか見てほしい」そんなご相談も大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。
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