大雨による被害と、熊本・八代の様子
8月初めの熊本県八代市周辺で大雨が降り多くの被害が出ました。 八代市周辺は畳表の原料であるイ草の産地です。
この大雨によりイ草農家さんも被害に遭われました。 私たちの会社でもお付き合いのある農家さん、問屋さんも被災されました。
お客様により良い畳表を届けようと日々奮闘をしている農家さんを襲ったこの災害から、1日も早く復興してもらいたいと思います。 それには、熊本産の畳表を多くの方に使っていただくのがイ草農家さんにも喜んでもらえるかと思います。 被害の現状のお知らせと、
熊本県八代市での被害について関心を持っていただければと思います。
被害を伝えるニュースです↓
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20250814/5000026179.html
実は、八代は畳表の原料『イ草』の一大産地です
八代市周辺は国産畳表のおよそ95%を占める一大産地です。
昨年の収穫量は品質、収量ともにおおむね平年並み。昨今の異常気象にも対応して良いイ草を栽培していました。
そして今年も6月末ごろからイ草の刈取りをして、やっと終わった所での今回の大雨による被害となってしまいました。

農家さんの被災、それでも前を向く姿
私たちとも関係の深いイ草農家さんの中にも、この大雨で家や作業場が浸水被害を受けた方々がいらっしゃいます。
晴れた日も雨の日も、丁寧にイ草を育ててきたその努力が、突然の災害で打ち砕かれてしまったかもしれません。
また、織り上げた畳表も濡れてしまい処分しなくてはならない気持ちはいたたまれないと思います。
それでも、農家さんは「一日も早く作業場を再生し、また良い畳表を届けたい」と願い、復旧に向けて動き出しています。
今、私たちにできること
この災害のニュースを聞いて、居てもたってもいられませんでしたが、
大変なのは災害に遭った農家さん、問屋さん。
私たちにできる事は、熊本産の畳表を今まで通り使いつづける事だと思います。

最後に
このブログを読んでくださっている皆さまの一言や、ご注文が大きな支援になります。
イ草農家さんがまたキレイな畳表を織り、皆さまのお家へ届くよう心から願っています。
熊本での災害があったことを心の片隅にでもいいので留めていただければ幸いです。