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畳の下にも安心を。天然松脂シートで防虫・抗菌対策


昔は畳の下に新聞紙を敷くのが一般的でした。
しかし、新聞紙には防虫効果がなく、湿気を吸ってカビの原因になることもあります。
実際、畳を上げてみると床板が黒ずんでいたり、湿気がこもっていたりすることも少なくありません。

 

当工房では、こうした見えない部分の安心にもこだわり、天然の松脂(まつやに)を使った専用の防虫紙「松脂シート」をおすすめしています。

松脂シートとは?


このシートは、ロール状の紙に天然松脂の溶液を染み込ませて作られています。
松脂には昔から、木を守るための防虫・抗菌効果があることが知られています。
その自然の力を活かし、畳の下に敷くことで虫の忌避効果やカビの発生を抑えることができます。

 

また、化学薬品を使わないため小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心。
紙素材のため通気性もあり、畳の呼吸を妨げません。

 

 

ロール紙に松脂溶液を溶かし散布しています。

本来松脂が持つ虫の忌避や抗菌効果を畳の下に敷くことで期待できます。

敷き込みの流れ


畳を上げると、長年の使用で床板に黒ずみや汚れが見られることがあります。
まずは掃除機でホコリを取り除き、床をしっかりと乾かします。
その上に松脂シートを隙間なく敷き込み、壁際までしっかりと押さえます。

 

シートを敷き終えたら、畳を戻して完了です。
見た目にはわかりませんが、畳の下には「自然のバリア」ができた状態になります。

好日 松脂シートを床一面に敷いている様子。
掃除機でホコリをとり隙間なく松脂シートを敷きます
壁際まで防虫シートを貼り付ける様子。
壁際までしっかり敷き詰めて湿気と虫をブロック。

松脂シートを使うメリット


項目      効果・特徴

 

防虫    松脂の香り成分が虫を寄せにくくします

抗菌    カビや雑菌の繁殖を抑制

調湿    紙が湿気を吸収し、畳の劣化を防止

安心    天然成分で人にも環境にもやさしい

長持ち   畳の下を清潔に保ち、寿命を延ばす効果も

 

普段は見えない部分ですが、実はこの「ひと手間」が畳の快適さと持ちの良さを大きく変えます。  

 

畳替えの際におすすめです


松脂シートの敷き込みは、表替え新調のタイミングで一緒に行うのが理想的です。
一度敷いてしまえば、長期的に安心してお使いいただけます。

 

畳の表面だけでなく、下地までしっかり整えることで、より快適な和室空間に。
「畳の下もきれいにしておきたい」「虫やカビが気になる」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

松脂シートを敷いてから畳を敷き込んでいるところ
松脂シートを敷くことで床下からの風が上がることも防ぎます
松脂シートを敷き、畳を敷き込み終わったところ
畳を敷いてしまえば見えませんが快適な住まいとなります

まとめ

「畳の下は普段見えない場所ですが、実はお部屋の快適さに大きく関係しています。
畳替えの際には、ぜひ防虫シートの敷き込みもご検討ください。

防虫紙の施工は、表替え・新調どちらのタイミングでも可能です。

 

また、敷き込む施工の他に畳を松脂シートで包んでしまう施工も可能です。

畳、床板などの状態に合わせたご提案をさせていただいています。


自然の力で、清潔で長持ちする和室をお守りします。」

 

「うちは大丈夫かな?」と気になる方はお気軽にご相談ください。

 

フリーダイヤル:0120-4153-17

 

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